最近新しい趣味に出会いました。
それは「工場夜景を間近で見に行く」ことです。
工場夜景を間近で見ることの面白さはずばり、非現実と現実が表裏一体に存在しているところにあると思います。
小学3年生の時に、社会科見学でHushPuppiesという靴メーカーの製造工場にお邪魔したことがあります。
無限に同じ動きを繰り返し続けるロボットや、ベルトコンベアーに乗せられた靴が磨かれていく工程を、手を伸ばせば届くほどの見ることができ、貴重な体験を得られました。
他にも下水処理場や、カーメーカー工場、貨幣の工場などなど
小学校の6年間、社会科見学を通じていろいろな「現場」を見学することができました。
当時はワクワクが止まらずに、前日はろくに寝付けなかった記憶があります。
社会科見学にかこつけて学校を飛び出すというだけで楽しい気持ちが膨らむものですが、今になってみれば、工場見学におけるワクワク感の根源にあったのは、“眼前性”に触れることのできるという点にあったのではないかと思います。
昨今、テレビをつければ、様々な製品の工場を面白く取材した番組を多く目にします。
工場は合理性・機能性を究極まで突き詰めた「現場」、リアリティの象徴だと思います。
いま僕たちが工場を取材した番組を面白いと感じ、視聴率を獲得する原因は、僕らが“眼前性”に欠けた生活を送っているからだと思います。
インターネットを利用すればいつでもどこでも欲しいものが手に入る時代に、「現場」を意識する機会はほとんど無いですよね。
工場夜景を見に訪れたときに、最初に驚かされるのは、
深夜にもかかわらずフル稼働で鳴り響く工場からのノイズ
じゃないでしょうか。
脈々と血を巡らせる心臓音のようにも、
鞭を打たれて働かされている工場の怒りのようにも、
色々な受け取り方があると思いますが実際に近くで体感すると迫力があります。
次に、煙と炎。
大雨の日に訪れた際にも石油コンビナートの煙突から大きな火の玉が吹き出ているのを見たときは、「水と炎の競演や・・・」とさすがに口を開けて見つめてしまいました。
テーマパークにも負けずとも劣らない「非日常」、それが工場夜景(間近で見るもの)にはあるのです。
非日常の情景のなか繰り広げられる、究極のリアリティ
ファンタジーとドキュメンタリー
非現実と現実
不思議な体験があなたを待っています。
このGWはぜひ工場夜景を見に行きましょう。